時は平等に、そして無慈悲に過ぎていく

気が付けば6月の折り返し地点を過ぎ、下旬に近くなってきた。

不安定な天気のなか段々体に堪えて来るであろう暑さに向けて準備する時期。

「もう6月か…」と暦を何となく見つめていたのがさっきのことのように思えるほど、時が経つのを早く感じている。

 

思えば時間の早さを意識し出したのは中学生の頃からだったかもしれない。

当時の大人が言っていたとおり、3年間はあっという間だった。もちろんそれ以降も。

意識しないほどゆったりと流れている時間なんてのは、幼稚園保育園や小学生の時ぐらいではないだろうか。毎日何をしていたのか思い出せないほど、時間が有り余っていた時期だと思う。

思春期からは1日、1カ月、さらには1年の経過が早いと思うようになり、思っているうちにまた過ぎていく。そして二度と戻ってこない。嬉しかったことも嫌だったことも、同じ時間というものはなくその一度きり。通過して初めてわかる、時の貴重さである。

 

幸いまだ学生で居られるこの期間をしみじみと感謝する。そして一日一日を大切にできるよう、試行錯誤していきたい。